関西学院大学サッカー部に繋がる一貫指導で、楽しく賢く考えるサッカー!

54.自然に学ぶ

おもろい話

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楽しい事をメモしておくと人生が楽しくなると言う。
サッカーに関係あることないこと、楽しかったことや面白かったこと、
心打たれたことなどページをめくってみよう。

   よちよち歩きの1歳2ヶ月になる女の子が1週間我が家に泊まっていた。
   この子をよく観察していると色々なことが見えてきてとても面白い。

自然に学ぶ

自然に学ぶとは、大自然の中でサバイバルゲームをして育てることではなく、発育・発達の
段階に応じて自然の要求・欲求(本能)に沿って経験させて、経験から学ぶことです。

よちよち歩き、走っては転ぶ

よちよち歩きなのに、外へゆくとすぐ走ろうとする。
コンクリートの道路ではこけると、頭が重たいので顔を打ってしまう。
あぶないから走らないで〜!と声をかけなければならない。

画像の説明

公園や広場の土や草っ原にゆくと好きに走らせる。

何しろまだ歩くのもおぼつかないのだ。
ちょっと走っては転び、また起き上がって走っては転ぶ。
だんだん転ぶ時に両手をつけるようになり滅多なことでは
顔を打つこともなくなる。

これをたくさんやっておくと、大きくなって大きな怪我を
しなくなるだろう。転んだ時に手を折ることもないのだろう。

子供の体が小さく、力も弱く、スピードもないのは、このような経験をする時に大きな怪我が
ないようにしている自然の配慮だそうだ。(ルソーのエミール)

園庭を走る

画像の説明

近くに幼稚園があり、園児たちの元気な声が聞こえる。子供は子供の声に
敏感で走り出して幼稚園の格子の門にかじりついた。

子供たちが思い思いに園庭を走り回っている。中にはリレーのバトンを
持って走っている子もいる。
先生に「運動会の練習ですか?」と聞いた。

「運動会はもう終わったのですが、年長さんだけでやったので、できなかった年少さんが
やりたいと言って真似をして遊びで走っているのです」ということでした。

「RUN」の練習も、上級生だけやれば次の日1年生が「僕たちもやりたい」と言ってくるの
だろうか?

浜辺を走る

画像の説明

天気が良かったので海辺に行った。いくつかの幼稚園
の子供たちが小さなリュックを背負ってきていた。

防波堤の階段を降りて砂浜に着くと、園児たちは
リュックを背負ったまま一斉に波打ち際まで走り出した。
先生たちは全く追いつかない。

人は広いところに出ると、自然に走り出すのだ。
おばあさんだって、横断歩道を意味もなく走り出すので、車を運転しているときはよほど気を
つけなければいけない。

Born to Run、人は走るために生まれたのだ。

ウルトラトレイルマラソンと云って山道を200km以上も走るマラソンがありますが、この
マラソンでは必ず坂道や身体の状態で歩かなければならないところがあるそうです。

それに備えて選手たちは歩く練習をするそうですが、実はこの歩く練習が一番辛い、走る方が
よほど楽だと云っています。

学習する、出来るまでやる

画像の説明

歩いていると、ちょっとした段差に出くわす。
何しろよちよち歩きなので、これが降りられない。
この段差をじっと見て、ダメだと思うとしゃがんで
お尻をついて両足を低い方におろし、立ち上がる。

そのまま行くかと思いきや、くるりと振り向いて
今降りた段差を登ろうとする。足が上の段にまで
上がらず、今度は上の段に手をついて、這い上
がる。

これを3回ほど繰り返す。すると4回目には立ったまま降りたり、登ったりできるようになる。

大人にとっては何の変哲も無い10cmほどの段差を越えることがそれほど面白いのか?
これを見ると人間には自分にできないことを繰り返しやってできるようになろうという本能
があるようだ。

この子は、家の近くの公園の階段を、登ったり降りたり1時間も飽きずにやっていたそうだ!

チクセントミハイ博士の言う、褒められたり報酬があるからやるのではなく、運動そのものの
中に楽しみや喜びがあると言うのがよくわかる。

どこか行き先が決まっているときは、これに付き合っていられないので、「早くしなさい!」
と言って手を引っ張って先を急がせることになる。

そして子供たちは学ぶ機会を失い、目と手足と頭を使うことを忘れさせられる。
動きたい、走りたいと言うDNAのスイッチはオフになる。

発育・発達の段階に沿って、自然が求める欲求を満たしてやること、その経験から学ぶことが、
教育の基本だとジャンジャック・ルソーはその著書「エミール」の中で語っている。

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