関西学院大学サッカー部に繋がる一貫指導で、楽しく賢く考えるサッカー!

14.トライやるウィーク

おもろい話

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トライやるウィーク (1986年頃 ジャカルタ)

soccer boy

ついこの間まで中・高校生で我侭言っていた選手達がもう“就活”で忙しい
という。
厳しいというが、もっと厳しいこともあるし頭は使いようということもある。

中学生は“トライやるウィーク”もあるので、仕事についての話。

生存競争

worker

ジャカルタの街の中心から少し離れた幹線道路沿いに大きな広場があり大勢
の若者やおっさんが集まっている。
ここは建築現場や土木現場の日雇い作業員のハローワークである。

人々は手に手に自分のクワやスコップを持って待っている。そこへ土砂を運ぶ
大きなトラックが空でやってくる。

荷台に男が立っていて、どこで何時間働いて日当はいくらと叫んでいる。
希望者は自分でそのトラックの荷台へよじ登るのだが、この一連の作業はその間トラックを止め
ないで広場をあちこち走りながら行なわれるのだ。

5,60人で荷台は一杯になりトラックに乗った作業員は立ったまま現場まで行くことになる。

当然若くて力の強い敏捷な男から良い条件のトラックに飛び乗ってゆく。
トラックを走らせることで欲しい人材を選ぶ。  厳しいね! 

民営化/民活(私設有料人間信号機)

red light

大通りは基礎をしっかり造成するので高くなっている。そこに交わる
わき道は軽い登り坂になっている所が多い。そんな交差点では3人組み
ぐらいの男が手に丸い大きな緑と赤の板を持ってたむろしている。

わき道に車が溜まると1人の男が赤い丸い板をかざして大通りへ出て
車を止める。もう1人は緑の板を示し、わき道に溜まっている車を進
ませる。
三人目の男はわき道から出て来る車から1台当たり5円ぐらいを徴収
している。

信号機の少ないジャカルタではの素晴らしい民活、アイディアです。
誰に言われたのでもなく、人が困っているのをたくみに商売にする。
花まるではありませんか!

エコな仕事

街から精油所にガソリンや灯油を取りにタンクローリーが続々やってくる。精油所の前は大きな
通りで中央分離帯がある。油を一杯積み込んだローリーは中央分離帯が切れたところでUターン
して街の方に帰る。

tank truck

このUターンのポイントに大勢の子供が手に手にバケツを
持ってたむろしている。
ローリーがUターンしようとスピードを落とすと子供達は
ローリーの後ろに飛び乗る。
Uターンの時に、遠心力でホースの中に溜まった油が
チョロチョロと出てくるのをバケツをあてがって回収して
いるのだ。

勿論回収した油は油種ごとに自分で売って稼ぎにする。家計の足しにしているのだ。

1回の油の量はほんの少しだが、日に何百台と通るローリー。油の量も半端ではない。
もしこの子供達がいなければ道路は油だらけになるだろう。

資源の無駄を省き環境にも貢献するこの仕事、素晴らしいけどとっても危険だ!

シェアリング(最新のビジネスモデル)

shaing

街を女の人が電話帳ぐらいのものを風呂敷に入れて背中にしょって歩いている。
特に何にも売り声などは聞こえないが、同じような格好の女性が何人かいるので
何かなと思っていた。

あるときこの風呂敷女性を呼び止めた女性がいたので見ていると、おもむろに
道路脇に包みを下ろし風呂敷を広げると中から家庭用の体重計が出てきた。

呼び止めた女性はゴム草履を脱いで風呂敷に乗り体重計で自分の体重を量りました。
体重が気になるのはどこの国の女性も一緒。

日本でも普及しそうな“カーシェアリング”ジャカルタでは昔から “ヘルスメーターシェアリング”
だったのです。   

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