関西学院大学サッカー部に繋がる一貫指導で、楽しく賢く考えるサッカー!

タヌキの手抜き♪手抜きのタヌキ⑬

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タヌキの手抜き♪手抜きのタヌキ⑬

今回は『自分が自分のトレーナーになる=セルフコントロール』という話。

セルフコントロール

トレーナーって…?!

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将来の進路のことですか?
いえ、そういうことになる人もいるかも知れないけれど、
今回は自分が自分の身体のケアをするトレーナーになる
っていうお話です。

トレーナーは試合やトレーニングで疲れた身体をマッサージ
してくれたり、ちょっとしたケガに気づいて処置してくれた
り、選手の身体に触りながら痛みの原因を探ってくれたり、
話をしながら気持ちもほぐしてくれたり…。

でも、現状ではトレーナーがいないチームの方が多いことと思います。
トレーナーは理学療法士であったり、鍼灸師であったりそれなりの国家資格を持っている=
身体についてかなり深く勉強した人だからです。
海外のトレーナーの資格を持っている人もいます。

医療の世界では、そういった資格を持っている人でなければ、他人の身体に手を触れて医療
行為をしてはいけないルールがあるのです。

自分が自分のトレーナー?

では、自分が自分のトレーナーになるってことは身体について深く勉強をしなくてはいけない
のかな?

答えは半分で半分×です。自分が自分のトレーナーになるってことは自分の身体をよく知って、
自分でケアしてあげることだからです。
身体の事を深く勉強して知識を持っていれば、自分の身体に起こっている変化=例えば筋肉が疲労
している、汗をかいている、あるいは緊張しているなどについても、対処法がすぐ打てたり、
これからどんな風に変化していくのかを正しく推測することができたりします。

だから身体の事を深く知っていることは必要ですが、知らなくても自分のトレーナーになれない
ことはありません。痛みの種類や程度・部位など微妙な部分については自分にしかわからない
ことがあるのも事実です。

でも身体の事を深く知っておくに越したことはありませんから、自分が自分のトレーナーになる
ためには、まず自分の身体についてしっかり把握しておきましょう。

みんなは自分の身体をどこまで知っているのかな?
自分の身体を知るための方法として4つのアプローチを紹介したいと思います。

1.基礎データを知る

1つめは基礎データを知る…と書くとなんだか難しそうですが、例えば自分の平熱を知って
いますか?普段の自分の脈拍数はどの位?血圧は?体重は?などなど、へっ、そんなこと?
って思うかも知れないけれど、まずは自分自身をデータで把握しておくことはとても大切な
ことなのです。

普段の自分のデータを知っておくことは、いつもと違う状況であることを確認するための基本
になるからです。

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えっ!基礎体温?
前回、朝目覚めた時に基礎体温を測っていくと、女性の
身体のリズムの変化を知ることが出来るという話を書き
ましたが、何も女性ばかりでなく普通の体温計で良いの
で、ぜひ男子選手も自分の平熱を知っておきましょう。

数日間続けて、同じ時刻に、起きて身体を動かす前に測定
してみてください。
平熱がわかっていると、ちょっと気分がすぐれない時に
微熱があったりすることにも、すぐ気づけます。

体温計を口にくわえたり、腋の下に挟んでいる間に、脈拍も測ってみましょう。
普通は手首で測るのが手軽ですが、わかりにくい人は首筋の頸動脈で測ることもできます。
これも貧血の話で書きましたが、普段の脈拍数を知っていれば、最近ちょっと脈拍数が多いな、
と感じて検査してみたら貧血傾向にあった、なんていうことにも早く気づけますよね。

ついでに呼吸の数も測っておきましょう。一般的には脈拍も呼吸も1分間の数を数えますが、
1分間も測っているとまた眠ってしまいそうですから、15秒測って4倍するとか簡単にした方
が無理なく続けられます。朝の時間は1分だって惜しいですよね。

血圧
チャンスがあったら、普段の血圧なども測ってみましょう。自宅に血圧計がある人は、これも
条件をできるだけ揃えて測定するようにしましょう。朝起きてすぐ、食事の前・後、運動前後、
入浴前後…など、条件が変わるたびに血圧は変化しますから、できるだけ同じような条件で
何回か測定すると、だいたい自分はこのくらい、というのが判ってきます。

家に血圧計がない人は?
学校の保健室でお願いすれば測って頂けたり、貸してくださったりすると思います。
それも難しい場合、薬局などで測ってもらうこともできるのではないかと思います。

ドラッグストアはどうかなぁ?市役所とかスーパーとかの隅に血圧計が置いあったりする
ことがありますけれど、そんな時にもちょこっと測ってみるのも無駄ではありません。

なかなか条件を揃えるのは難しいけれど、その時の自分のデータですから、測定値の横に、
測定条件もメモしておけば後で役に立つでしょう。

健康診断
毎年受けている健康診断の結果も大事な資料です。

身長や体重は身体のデータの基本になるものです。身長が毎年伸びていくのは嬉しいもの
ですけれど、体重は…?!今はすっかり定着しつつある体脂肪計、体組成計があれば、体重
の中味も推測することができて体調管理に役に立って便利ですね。

いろいろ測定してみると、身体の情報が数字となって見ることができ、自分の身体ながら
客観的に把握するための手助けとなります。

どの項目にもいわゆる基準値とか平均値と呼ばれる値があります。
でも、あくまでも基準値なので、1人1人みな違うのが当然です。
なので、自分の基準値を知るためには、同じ条件で数回測定しておくことが必要になります。

そんなに難しいことではありませんから、自分の身体のデータをとる第一歩として、まずは
毎朝体温を測ることから始めましょう!

2.スリムなイケメン、外見からはいる

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2つ目のアプローチは外見です。イケメンとか、スリムとか
の外見ではないのは勿論です。
確かケガの話の時にお風呂に入った時、せっかく裸になるの
だから、身体の隅々まで観察しましょう、というのも書き
ましたね。

自分の身体の状況を見た目=外見から把握することも自分の
身体を知る1つの手段です。細幅のシューズを長年履き続け
てきたために外反母趾になったりすることがありますが、
これも見た目で判ります。

3.自覚症状

自分の身体だから、自覚症状がある場合もあると思います。これが3つ目のアプローチです。

4.生活習慣の自己管理

4つめは生活習慣の自己管理です。
その手段の1つとして、多くのサッカー選手はサッカーノートという日記的な記録をつけて
いるようです。

サッカーノートですから、日々のトレーニングメニューの記録をつける目的の選手が多い
ようですが、そのメニューをこなした時のコンディションの記録もつけておくと、後から
客観的に自分を見直す手助けになります。

例えば走り込みの時期に太ももの裏側に違和感があったなどという、数字ではなかなか表
せない「違和感」ですが、言葉(文字)で記録しておくことはできます。記録することで、
原因を探るきっかけになります。

サッカーノート

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日記的な要素を持つサッカーノートであれば、自分の生活習慣についても簡単に記録すると良いでしょう。

朝は起きるのが苦手、朝ご飯は抜いてしまうことが多いなどという人は、原因を探ってみて、夜寝る時刻がどうしても遅くなってしまうことに気づけると良いのですが、ではなぜ寝る時刻が遅くなるのかも検証してみましょう。

日記は自分の生活を振り返り、問題がないかどうかを検証するのにとても簡単で有効な手段です。そこから改善できる点が見つかったら、自分で自分の生活を変えていく努力を始めましょう。
だって自分が自分のトレーナーなのですから。

そんなこと、いちいち日記にしなくても、頭の中で判っていれば良いじゃん!という人もいる
と思います。
でも記録は記憶に勝ることの方が多いのも事実です。
そして何より、1日の最後に、その日を振り返っておくことは、今日より進んだ明日のために
とても有意義な時間を持つことになります。

君の行く道はどこへ続くのか?
今回書いたことの99%は、『そんな当たり前のこと!』と言われるような事ばかりと思います。
でも、そんな当たり前のことの根底には、今の自分は何を目指しているのか、ということが
あります。

画像の説明

「高校日本一になるんだ!!」という夢の実現のために、今日
の自分は何をやったのか?何を学んだのか、そして何が出来
なかったのかをきちんと記録しておく事が大事です。

そのための体調管理です。

自分が自分のトレーナーになるために、いつも原点の今の
自分は何を目指しているのかを思い出してほしいと思います。

トレーナーは引っ張っていく人という意味があるんですよ。
自分でできることはあまり多くないかも知れませんが、
できる努力はしておかないと、ね。

自分の将来は?
自分の身体は自分が食べたものでできている…というコピーのCMがありましたが、自分の
将来は、今の自分の努力でできていると言うことを自覚して1日1日を積み重ねていって欲し
いと願っています。

5年後、10年後の自分が何をしているのか、理想像を具体的に思い描き、そこに到達する
ためには今、自分は何をすべきかを考えてみましょう。

5年後にはサッカーを続けているのかわからない人も、確実に今より5歳大人になっている
ことは確かですね。その時のために今がある、という単純なことを踏まえて、自分で自分を
引っ張ってみましょう。

次回は、今日の話の具体例を少々お見せしたいと思っています。

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