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グレミオの想い出

おもろい話

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楽しい事をメモしておくと人生が楽しくなると言う。
サッカーに関係あることないこと、楽しかったことや面白かったこと、
心打たれたことなどページをめくってみよう。

ブラジルに住んだ事のある古い友人(HFさん)がポルトアレグレに住んでいたときの話をして
くれた。
来年のワールドカップはブラジルなので、その話を紹介します。

グレミオの想い出(By HF)

ポルトアレグレ

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ブラジルサンパウロ市より飛行機で1時間ほど南へ行った
所に,ブラジルで5番目に大きな都市ポルトアレグレ市が
ある。人口120万人。

そこにブラジルサッカーリーグのグレミオとインテルの
2チームがあり,人気を二分していた。

グレミオは1983年のトヨタカップ(クラブワールド
カップの前身)でヨーロッパチャンピオンの西ドイツ・
ハンブルグSVに、インテルは2006年のクラブワールドカップでスペイン・バルセルロナに
勝って共にクラブ世界一になっている。

ファルカンとジーコ

私がポルトアレグレに駐在していた1982〜83年には、インテルにファルカンがいて若手
選手として活躍していた。

リオのフラメンゴにはジーコがいて、凄い人気で毎試合10万人の大観衆を集めていました。

後にこの二人が日本代表の監督を務めるなんて想像もできない事でした。

グレミオ激励会

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そんなある日、日本領事館よりグレミオが南米チャンピオンになり,年末
に日本の国立競技場で欧州チャンピオンと世界一をかけて戦うので激励会
をやる。領事館に集まれとの知らせがあった。

当日、日本領事館に行くと,グレミオのチームのフラッグを先頭に,50人
の大マーチングバンド、監督以下選手達が堂々と行進して入場してくるでは
ありませんか。

個性が強く、陽気でどちらかと言うとええかげんなブラジル国民にしては良くまとまっている
な〜と思いました。
しかしそれもそのはず、このグレミオはあの行進の大好きなドイツからの移民が作ったクラブ
で、グレミオと言う言葉自体、ブラジルのポルトガル語で団体・組織を意味する言葉です。

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だからグレミオのサッカーは、ヨーロッパ風で激しくスピード感にあふれていました。
もう一方のインテルとは対照的で、そのためこのポルトアレグレダービーは
「グレ・ナル」と呼ばれて大いに盛り上がるのです。

突然のマイク

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このパーティで,久しぶりの領事館の本格的な
日本料理を楽しんでいると,向こうの方から
聞き取れないほどの早口のポルトガル語を
まくしたてながらおじさんが歩いて来ました。

そして突然私にマイクを突き付けるではありま
せんか。

突然の事に驚き,ポルトガル語でしゃべったのか、英語で答えたのか,それとも日本語だったか?
覚えていないほど慌ててしまいました。

ひとしきりしゃべった後、このおじさんはまた大声でしゃべりながら、次の人の所へ行きました
のでほっと胸を撫で下ろしました。

コメンテーター

次の日,会社に行くとブラジル人の男性社員から「昨日はグレミオの激励会に行ったのか?」
と聞かれました。

「行ったよ」と言うと,「やっぱりあなただったのか」と言う。

何と昨日の大声おじさんは,ラジオ局のコメンテーターで激励会の生中継をしていたのです。

ブラジル人社員はラジオを聞いていて,なんだか聞いた事のある声?だと思ったようです。
しかし,何を言ったかもわからぬ騒ぎだったので,あれを聞かれたのか?と恥ずかしい思いを
しました。

落ち着いていれば、ポルトガル語だって巧いのに!

ゴ〜〜〜ル!

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皆さんは,ブラジルやその他南米の国のサッカー中継で
機関銃のように早口でしゃべりまくり、地元チームに点
が入ると”ゴ〜ル!”と息の続く限り叫ぶのを聞いた
事があるでしょう。

相手チームが点を入れると、コメンテーターは小さな声で
一言だけ ”ゴル” と言うので聞き逃して、最後にどちら
が勝ったのか分からなくなる事もしばしばです。

日本ではアナウンサーと解説者がいて、椅子に座って
結果論をあれやこれやと話し合うのがスタイルですが,
ブラジルでは1人のコメンテーターがボールの動きを大声で中継しながら自分でコメントを
入れる,と言うスタイルです。

勿論,息が切れるまで叫ぶので1人で1試合は持ちません。
1人のコメンテーターが4〜5分しゃべり,切りの良い所で次のコメンテーターと交替しながら
2人でやります。

ラジオ放送でも、姿は映らないのに1試合中立ち上り、飛び上がり、大きなゼスチャーをいれて
しゃべりまくります。

ブラジル人の手を縛るとしゃべれなくなると言われるほど、しゃべる時は大きなゼスチャー
が入るのがブラジルの人たちです。

代表監督

ブラジルの多くの男性は,自分をブラジル代表監督だと思っている節があり、会社に来ても朝は
濃いコーヒーを飲みながら,ひとしきりサッカーの話をしてからでないと仕事を始めません。

だからブラジル代表、セレソンの監督はいつも批判の矛先に立っていて,それはそれは大変な
仕事なのです。

また,グレミオのゴールキーパーに聞いた話では,選手の中でゴールキーパーが一番給料が
安いそうです。一番責任が重いのにと嘆いていました。

それで,ブラジルではあれほど凄い選手が毎年出てくるのに,ゴールキーパーだけは世界的な
名選手がいないと言うのも合点が行きます。

華麗な攻撃が大好きで,派手好きの国民性がこんな所にも現れるのです。

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