関西学院大学サッカー部に繋がる一貫指導で、楽しく賢く考えるサッカー!

がんばる

おもろい話

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楽しい事をメモしておくと人生が楽しくなると言う。
サッカーに関係あることないこと、楽しかったことや面白かったこと、
心打たれたことなどページをめくってみよう。

日本人は”がんばる”という言葉が大好きだ。
いろいろな場面で気軽につかう。

しかし”がんばる”には「どこまでも忍耐して努力する」という意味があり,楽しい事をやって
いる時や,また反対に本当に大きな悲しみに直面している時にはふさわしくない時もある。

トーマス・エジソン

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私たちの子供の頃は,この発明王の言葉

" Genius is 1 percent inspiration and 99 persent perspiration."
 
を教科書でも教えられ、あの天才でさえこうなのだから努力がどんなに
大切なものか, がんばれ! 努力しろ!と事あるごとに言われた。

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しかしこれには別の解釈もあるようで,エジソン
は「99%の努力があっても1%のひらめきがなければものごとは成し
とげられない」という意味でいったとも言われる。

エジソンの別の言葉に
" I never did a days work in my life. It was all fun."
とあるように、少なくともその99%の perspiration は日本人の
”苦しみに耐えて頑張る労働”ではなく,本当に好きで楽しんでやっていた事と思われます。

また、”inspiration(ひらめき)”とは、頭の中に蓄積した膨大なデータの中から無我夢中
になっている時に突然意外な結びつきでもたらされるものだと思う。

頭の中が空っぽでは幾ら無我夢中でもひらめきはしないし,技術や体力のないサッカー選手
はひらめきもないだろうし,幾らひらめいても何も出来ないことは当たり前のことです。  


努力は熱中に勝てない

サッカーの先輩と話している時に,努力は熱中に勝てない/一生懸命は無我夢中に勝てないと
言う話が出た。

エジソン神話で育った身には少し違和感があるが,そもそも遊びであるスポーツをやるのに,
まず努力や頑張りからはいるのもおかしい気もする。

ミハイ・チクセントミハイ

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ハンガリー生まれのチクセントミハイ博士は元シカゴ大の社会行動学
(心理学)の教授ですが,フロー理論で有名です。

フロー理論は、今までは仕事や労働や勉強はその結果に対する報酬
(お金)やご褒美として与えられる賞賛や名誉や地位のためにやる
ものと言う考え方を,仕事や労働そのものの中にやる楽しみがある
からやるのだと、180°転換したところが画期的な理論と言われて
います。

例えば家事労働のような一見単純な繰り返しの労働のように見えるものでも、集中して夢中に
なれば,時間を忘れ疲れも感じないフローな気分になることが分かっています。

勿論家事は単純でも単なる繰り返しでもなく奥の深いものだと思います!!

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また,岩壁を登るロッククライマーは登りきった頂上に何か素晴らし
いものがあるから登るのではありません。

危険を伴う難しい登攀そのものの中に喜びがあり,時間を忘れ岩壁と
自分の体が一体になったようなフローな気分がやってくると言われて
います。

辛い労働を努力と頑張りで乗り越えることより、そのものの中にある楽しみに夢中になること
の方がより強くなれて、より素晴らしいと考えられるようになってきています。

フローとゾーン

このフローはスポーツの世界ではゾーンと言われる状態と同じと考えられています。

ゾーンに入ると時間も忘れ,疲れも感じず,ボールは止まって見え,意識する前に身体が自然
に動き,集中とリラックスが完全にバランスし、最高のパーフォーマンスの出せる状態です。

しかしゾーンには入ろうと思っても入れるものではなく,最高の気分の良い機嫌の良い状態に
いると,ゾーンが訪れることがあるらしい。

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一方、子供達は簡単にゾーン状態、フロー状態になります。

遊びに熱中し家に帰る時間を忘れ,疲れも感じずひたむき
に遊び続けます。

大人になるに連れて,好きなことに夢中になる事よりも,
効率と結果を問われ,常識を押し付けられ,人と競わされ、
比較されるようになってくる。

しかし結果はいつも出る訳ではなく、他人は自分では変えられないので、それを環境のせい,
他人のせい,出来事のせいにして言い訳と文句に終始するようになってくる。

言い訳文句を言っているうちは絶対に良い気分・上機嫌になることはありません。

従って自分のパーフォマンスはどんどん落ちてゆくばかりです。

世の中に不機嫌な人が増え,ついには鬱に陥る人もでてくる。
パーフォーマンスが落ち、もっている力を出し切れない。これほど残念なことはありません。

自分の機嫌は自分でとる

ネルソンマンデラ元南アフリカ大統領の愛した言葉に,“我が心の支配者,それは私自身なのだ”
という意味の言葉があるそうです。

自分の心は自分で決める,自分の機嫌は自分でとることが自分の運命まで決めてゆくことになり
ます。

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ワールドカップで優勝を狙うと言った代表チームが,
結果にとらわれてパーフォーマンスを出しきれず、
深刻な顔をしてグランドを去りました。

点を取るたびにみんなでダンスをした笑顔のコロン
ビアや,澤選手をリーダーとする笑顔のなでしこ
との差は歴然としていました。


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ソチオリンピックのフィギュアスケートの金メダリスト羽生結弦選手
は試合前のインタビューで,その時男子フィギュアの世界最高の選手
と言われていたプルシェンコ選手について問われました。

その時、心からの笑顔で「彼ほど安定してミスの少ない選手はいない。
尊敬しているし応援している。」と言い切りました。

最大のライバルを「応援している」と言ったのです。

感謝、笑顔、応援,尊敬(思いやり)などが自分の機嫌を良くし、自分
のパーフォーマンスを上げるための大切なキーワードであることを深く
知っていたのだと思います。

そしてこれらのことは気の持ち方/考え方次第で、自分でコントロールして言葉や表情や態度に
表せることなのです。

自分でコントロールの出来ない環境や他人や出来事のせいにして言い訳と文句に自分の運命を
委ねてしまうのはあまりにも勿体無いと思う。

自分の機嫌は自分でとるです。

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