関西学院大学サッカー部に繋がる一貫指導で、楽しく賢く考えるサッカー!

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HP NEWS

中学男子スケジュール:4月スケジュールをアップしました。
おもろい話54.自然に学ぶ  をアップしました。

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  50歳の現役Jリーガー三浦知良選手が、3月31日付け日本経済新聞コラム
  ”サッカー人として” に書いていたことが、とても含みのある奥の深いことと
  思いましたので紹介します。



三浦知良選手 プロフィール

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1993年のJリーグ開幕時から出場している日本サッカーの
レジェンド。

サッカーをやっている人なら誰もが知っている、もし知らなければ
それは”もぐり”と言われても仕方がありません。

知らない人は、(そっと)自分で調べてください。



「プロ32年間で一番苦しかったのは?」
三浦選手は「先日も”プロ32年間で一番苦しかったのは?”と総括を求められたけど。
何が苦しかったって?そりゃあ昨日、今日の練習のきついランですよ。」と語っています。


今に生きる
三浦選手にこのコメントを求めた人は、おそらく15歳で単身ブラジルに渡りプロに挑戦して
いた頃の苦労話や、加茂ジャパンの中心としてプレーしていたのが、ワールドカップアジア予選
の途中で監督更迭と自分自身も代表から外された時のことなどを語ってくれると期待していたの
だろう。

しかし、三浦選手は過去や先行きのことではなく見事に”今”のことを語ったのです。

長期にわたりコンスタントに最高のパーフォーマンスを維持し続けているイチローや羽生結弦、
吉田沙保里と同じように、「今に生きる」を完全に実現している文字通りのスーパースターです。


きついラン

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”昨日今日のランがきつい”というのは、三浦選手
は1年前、5年前、10年前より今の方がもっと
自分を追い込んで走っているのだと思います。

本人も語っているように、三浦選手を支えている
のは「まだまだ上手くなれる」という成長志向に
まちがいありません。

よく、ランの苦手な人がランの強い人に
「お前はいいな、ランが強くて!」とうらやむ事
があります。

とんでもない、ラン1番の人が一番きついのです。後ろの方をチョロチョロ走ってる奴の倍も
三倍もきついのは当たり前です。
そこまで自分を追い込むのはもっと上手くなりたいという気持ちからです。



50歳の現役Jリーガー

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三浦選手はブラジル時代、ポジション別
のランキングで全ブラジルで3番目に
ランクされたほどの技術の持ち主です。

FIFA世界選抜に選ばれるほどの選手です。

しかし、それにしても50歳になるまで、
世界中のいろいろなチームと監督がどうして”カズ”を欲しがるのか?

読売ジャイアンツが日本シリーズで9連覇した時。

川上監督は「いや〜、私は何もしていません。あのスパースターの二人、長嶋と王がチームで
一番きつい練習するのですから、私は何も言わなくても良かったのです。」

三浦選手は今でもチームで一番厳しい練習をするそうです。



勉強できるようになりたければ運動しろ!

京都大学名誉教授、神経生理学の久保田競教授は

「勉強できるようになりたければ運動しろ」と科学的根拠を持って言える時代になりました

と言っておられます。

脳の研究が進んでいなかった昔はよく「サッカーなんかやってる暇あったら勉強しろ!」と言わ
れたものです。 本当に科学の進歩は嬉しいですね。

海馬 ”走ることと寝る事”

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走ることで、海馬の神経(ニューロン)が新らしく作られて
記憶力が増す事がわかっています。

外部から入ってくる情報は海馬で一時的に記憶されます。
海馬は容量が小さい(1億ニューロン)のですぐに一杯
になります。
一杯になるとそれ以上は記憶できません。

海馬に神経細胞が新生されていると、情報(知識)は寝ている間に容量の大きい大脳皮質
(160億ニューロン)に転送されます(移転)。

大脳皮質に行くと記憶として定着します。

だから、記憶力を良くするには走ることと寝る事が大切なのです。

しかし、せっかく脳神経細胞が新生されても、そこに勉強や経験から得られる情報(知識)が
流れなければ、せっかく新生された神経細胞も死滅してしまいます。

啓明サッカーと10年間の一貫教育

私たちの啓明学院は中高一貫、そして関西学院大学まで10年間の一貫教育の学校です。

普通の学校であれば、中学校でも高校でも3年生は早ければ5月の”総体”で部活引退となり、
それ以降は受験勉強に入ります。大きなブランクが生じます。

しかし私たちの中学3年生は9月の選手権まで試合と練習を続け、その後すぐに高校チームに
合流して一段と高いレベルで練習と試合をやっています。

高校3年生も高校選手権予選が終わっても、大学でサッカーを続ける人は高校チームに残って
練習や試合をやっています。

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つまり、中3の選手たちは引退せず、3年上
の高3の選手に交じって練習や試合ができる
のです。

この時が中3の選手にとって一番の”伸び盛り”
の時間なのです。

まさにシームレス、継ぎ目なしに十年間楽しい
サッカーが続けられます。

                        (高3のGK、中3のFW、高1のDF)

中学チームの練習回数

9月に新チームに切り替わり、早くも6ヶ月経ちました。例えば中学生はどれだけ練習
したでしょうか。
学期毎の試験期間中約2週間の休み、学校行事、成績不良者の補習や補講、病気や怪我。

練習できない日がたくさんありました。

9月から2月までの6ヶ月で暦の上の日数は181日
そのうち中学チームの練習日数は95日(2日に1回しか練習できていない)。
出席率の良い人でも88日(出席率93%)。悪い人は70日(出席率74%)

半年で70日の練習でサッカーが上手くなれば、それこそ神の子です。

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バルサのカンテラ(下部組織)の子供も日本の
サッカー少年たちも、1日もボールから離れる
ことはありません。

サッカー王国ブラジルでは少年たちは一日中
ストリートサッカーに没頭していました。

サッカーの醍醐味はチームプレーですが、
練習は個人でできるのです。

みんなで集まる練習日はチームプレーと厳しい
ランの練習をやって、練習のない日には自分で
                     鍛えるのです。


休んではいられない

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人間の身体は走るように作られています。
これは人間が類人猿から分かれてから600万年
の歴史の中で作り上げられました。

600万年前地球上は乾季が続き、森林の減少と
サバンナの拡大が進みました。
樹上からサバンナに降りて立ち上がり、2足歩行
になった猿(人)は、広いサバンナを走りまわり
狩猟と採集で食料を確保して繁栄してきました。

だから、よちよち歩きの赤ちゃんからおばあさんまで、広場や草原に出ると走り出すのです。

一方で走ることで発達した脳は、大量のカロリーを必要とし、たとえ数分間でも酸素と
カロリー(グリコーゲン)が供給されないと死滅します。
そのため脳は常に用心深く効率を求め、楽をしてカロリーをため込もうとします。

そのため身体は走るように作られているのに、脳が「やめとけ、必要もないのに走るな。
ソファーに座ってスマホをやっている方が楽しいぞ」とブレーキをかけます。

ここだけは本能に逆らい、楽をしたいという誘惑に負けず、走らなければなりません。

今、人間の病気のほとんどが、走るように作り上げられた身体と、動かなくても有り余る
カロリーを得られることのミスマッチから生じていることを知らなければなりません。了

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